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【NHKマイルC2024追い切り評価/全頭診断】ジャンタルマンタルを上回る最高評価「S」はこの3頭!

NHKマイルカップ2024追い切り評価記事のサムネイル画像

NHKマイルカップ2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではNHKマイルカップの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

5月1日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに重馬場でした。
坂路は最速がユイノダンディズムの4F51秒3で、1頭のみ51秒台を記録していました。時計は掛かっています。
ウッドは最速がハーツコンチェルトの6F77秒7です。ウッドは坂路と違って好時計を出す馬が多く、平均よりも時計は出ていました。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路の最速はヘクトパスカルの4F50秒2です。ここ数週間と比較すると時計はかかりがちでした。
ウッドの最速はファントムシーフの6F78秒6です。全体的に時計を出す馬が多くていつも通りの時計馬場でした。

目次(読みたい項目をタップ)

NHKマイルカップ2024追い切り評価/全頭診断コメント

NHKマイルカップ2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

馬券が的中しない方へ

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アスコリピチェーノ

アスコリピチェーノ 5月1日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)82.266.151.036.911.1馬なり
1週前美浦南W(稍重)79.465.050.836.911.1直強め
前走最終栗東CW(良)80.665.851.536.811.6馬なり

昨年の阪神JF(G1)を勝利し、前走桜花賞(G1)でも2着入りしたアスコリピチェーノは美浦のウッドチップコースでシアブリス(牝3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、6F82秒2-上がり1F11秒1の時計で併入しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

1週前は北村宏司騎手が騎乗(レースではC.ルメール騎手が騎乗)し、美浦ウッドでナチュラルハイ(牡4、オープン)と併せています。

このときは馬場の真ん中から直線強めに僚馬を4馬身追走し、6F79秒4-上がり1F11秒1の好時計で3馬身先着しました。

1週前は年上のオープン馬と併せています。

コーナーの段階から軽快でリズムよく追うことができています。

また、直線に入ってからもグンと伸びて、強めに追われたナチュラルハイとの差を広げながら3馬身先着でした。

全体時計、終い時計ともに優秀なのもポイントが高いです。

1週前に強めに追ったため最終追い切りは軽めでした。

今回は同期の未勝利馬と併せましたが、1週前に引き続き軽快な走法を見せています。

直線で手前を替えてからも馬なりで終い1F11秒1と、終いの伸びはさすがG1馬といったところです。

2週続けて追い切りを見ましたが、前走桜花賞のときと変わらない馬体でした。

差し馬らしく、終いの脚も伸びていましたし、引き続き好状態でレースを迎えることができるでしょう。

アルセナール

アルセナール 5月1日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重) 68.252.437.611.4馬なり
1週前美浦南W(稍重)⑦96.465.350.536.811.3馬なり
前走最終美浦南W(稍重)83.568.153.538.711.6馬なり

クイーンカップ(G3)で2着入線したアルセナールは美浦のウッドチップコースでルージュカルミア(牝5、2勝クラス)とレッドロワ(セ6、2勝クラス)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりでルージュリナージュを2馬身追走し、5F68秒2-上がり1F11秒4の時計で併入しています。

1週前の24日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはアルシミスト(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を1馬身半追走し、7F96秒4-上がり1F11秒3で併入しています。

1週前追い切りは僚馬と馬体が重なっていたのでシルエットは分かりませんが、約3か月ぶりのレースにしては積極的な動きができています。

小柄な馬ですが、前脚を伸ばしながら動くことができており、気持ちも乗っていました。

最終追い切りも引き続き美浦ウッドで馬なり、2頭の間にはさまれながら追い切りを行いました。

首を引きながらも前に集中して追うことができています。

直線では3頭横並びになりましたが、冷静に動くことができていました。

馬場の3分どころを回ってのものなので全体時計はそこまで目立ちませんが、2頭に挟まれながらも終い1F11秒4で時計を出し切れており、休み明けでも末脚を引き出すことができています。

今回は約3か月ぶりのレースとなりますが、休み明けの影響はなさそうですし、前走クイーンカップ(G3)と全く同じコースということもあって引き続き力は出せそうです。

アレンジャー

アレンジャー 5月1日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.138.312.7馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  53.038.412.9一杯

前走アーリントンカップ(G3)で2着入りしたアレンジャーは栗東坂路で単走を行いました。

今回初コンビを組む横山和生騎手が栗東まで駆け付けて騎乗し、馬なりで4F53秒1-上がり1F12秒7の時計でソフトな調整を行っています。

映像はありませんが、28日には栗東ウッドで一杯に追いました。

このときは馬場の真ん中から追い切りを行い、6F79秒9-上がり1F11秒5の自己ベストを記録しています。

日曜日に負荷をかけたため、最終追い切りは折り合い重視の調整です。

馬なりでしたが1週前に一杯に追った影響もあって、序盤から回転の速い脚さばきを見せています。

リズムよく登坂することができていて気持ちも乗っていました。

少し前脚の幅が広く、終い時計も2F12秒0-1F12秒7と減速している点は少し気になるところですが、前向きな動きはできていました。

前走アーリントンカップはドスローの流れでロスなく立ち回って2着入りしましたが、今回のNHKマイルカップはどちらかというと流れやすいため、その中でどれだけ健闘できるか、注目したいです。

イフェイオン

イフェイオン 5月1日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  56.741.613.3馬なり
1週前栗東CW(稍重) 66.850.935.511.4強め
前走最終栗東坂路(良)  55.139.812.5末強め

フェアリーステークス(G3)の勝ち馬であるイフェイオンは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F56秒7-上がり1F13秒3で軽く済ましています。

1週前は栗東のウッドチップコースでアビエルト(牡7、3勝クラス)と併せました。

長岡騎手が騎乗(レース当日は西村騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬を7馬身追走する形で強めに追われて5F66秒8-上がり1F11秒4の時計を出しましたが1馬身半遅れています。

1週前は僚馬を追走する形で追いました。

コーナーの段階からスピード感のある走りを見せていましたが、終い2F11秒0-1F11秒4で減速しており、序盤に飛ばしすぎた感じがします。

動きや馬体は問題なかったので折り合いがポイントとなりそうです。

1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは坂路で軽めでした。

少し頭が高い感じもしますが丁寧な走りができていますね。

やや寄れる箇所があったものの、1週前のように気合を付けたらレース態勢に入りそうです。

1週前は序盤に飛ばしてしまいましたが、レース当日はデビューからコンビを組んでいる西村騎手が騎乗するため折り合いも付けられるはずですし、いつでも追えば動ける状態に仕上がっているので初の東京コースでどこまでやれるか注目です。

ウォーターリヒト

ウォーターリヒト 5月1日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.739.712.7一杯
前走最終栗東CW(稍重)85.169.154.238.611.9G前仕掛け

今年のシンザン記念ときさらぎ賞(どちらもG3)で馬券に絡んだウィーターリヒトは栗東坂路でアスクオンディープ(セ5、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を半馬身追走する形で一杯に追い、全体時計54秒7-上がり1F12秒7の時計で併入しています。

映像はありませんが、1週前の26日にも坂路で単走、末一杯に追われました。この時の時計は4F54秒6-上がり1F12秒3です。

前走皐月賞(G1)から中2週ですが、1週前、最終追い切りともに一杯に追っていました。

道中はきびきびと追うことができているものの、終い2F12秒8-1F12秒7でそこまで目立っていません。

ウォーターリヒトはもともと坂路で時計を出すタイプではないものの、それでも終いの伸びが目立たなかった点は気になります。

中2週にしては疲れがなさそうでしたが、2週続けて負荷をかけた割には目立った上積みも見られません。

2着入線したきさらぎ賞の最終追い切りのほうが好内容でした。

エンヤラヴフェイス

エンヤラヴフェイス 5月1日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.039.512.9一杯
1週前栗東坂路(稍重)  53.439.513.1一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.839.012.5一杯

複数の馬が除外になったことで繰り上げ出走が叶ったエンヤラヴフェイスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、4F54秒0-上がり1F12秒9で負荷をかけています。

1週前の24日にも栗東坂路で一杯に追いました。

この時の時計は53秒4-上がり1F13秒1でした。

単走でしたが、前にいた他馬2頭の間を突きながら動きました。

一杯に追ったこともあって力強さは感じますが、道中どこか横を見る仕草を見せていた李、終いの伸びは13秒1と物足りません。

負荷は掛かっているので最終追い切りの良化に期待したい内容です。

その最終追い切りも引き続き一杯に追っています。

ここでも前の2頭の間を突く動きを見せています。

脚さばきは良いですし力強さは見られましたが、特別良化しているようには見えません。

ラスト1Fの伸びも12秒9であまり伸びは見られませんでした。

共同通信杯(G3)の最終追い切りでは坂路で一杯に追われて4F50秒7の好時計を記録しているので、そのころに比べると、全体時計は明白に遅いです。

今回は運よく出走が叶いましたが、状態面はあまりよいとは言い難いです。

キャプテンシー

キャプテンシー 5月1日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.438.812.6馬なり
1週前栗東CW(稍重)82.668.054.139.212.1稍一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.638.612.1馬なり

前走のニュージーランドトロフィー(G2)でしんがり負けに喫したキャプテンシーは栗東坂路でナンヨークリスタル(セ4、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬より2~3馬身先行する形で馬なり追いを行い、4F53秒4-上がり1F12秒6の時計で同時併入しています。

1週前は栗東ウッドチップで単走を行いました。

レース当日も騎乗するM.デムーロ騎手を背に、馬場の真ん中から稍一杯に追われて6F82秒6-上がり1F12秒1の時計を出しています。

1週前追い切り映像を見た限り、やや身体が丸い感じがします。

もともとキャプテンシーは腹回りが丸く見えるタイプですが、その点を考慮しても少し太い気がしました。

また、稍一杯に追われた割に終い2F12秒6-1F12秒1と時計は目立ちません。

前走ニュージーランドトロフィーの1週前の追い切りが栗東ウッドで一杯に追って終い2F11秒7-1F11秒4を出していることから、いい時期ほど時計を出していないにも気になります。

最終追い切りの良化に期待した内容でした。

その最終追い切りは栗東坂路で併せ馬を置いて行いました。

1週前と比較すると気持ちも乗っていて前向きな走りができています。

ただし、手前を替えてからは伸びが欠けていました。

気持ちは乗っていましたが、前走ニュージーランドトロフィーのときほど良い印象はありませんでした。

ゴンバデカーブース

ゴンバデカーブース 5月2日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(重)  52.537.612.3末一杯
1週前美浦南W(稍重)82.865.950.635.611.3一杯
前走最終美浦南W(良)82.465.850.936.511.9G前仕掛け

昨年のサウジアラビアロイヤルカップ(G3)の勝ち馬ゴンバデカーブースは美浦の坂路でカナテープ(牝5、3勝クラス)と併せました。

レース当日も騎乗するモレイラ騎手が手綱を握り、末一杯で僚馬を1馬身半追走し、4F52秒5-上がり1F12秒3の時計で同時併入しています。

1週前の25日には美浦のウッドチップコースでインクルージョン(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

この時は助手が騎乗して馬場の4分どころからインクルージョンを2~3馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒8-上がり1F11秒3の時計を出しましたが1馬身遅れています。

前走のホープフルステークスが感冒(かぜ)のため、競争を取消したため実質的には前走から約7か月ぶりのレースとなります。

今回は復帰戦がいきなりG1でなおかつ例年よりも豪華メンバーが揃った中での追い切りでした。

1週前の25日は一杯に追って負荷をかけています。

僚馬の最内から動いていましたが、淡々とした動きを見せており、休み明けにしてはしっかりと動けています。

最後の直線でもきびきびと動けていますが、僚馬2頭にはあっさり交わされてしまいました。

しかも、併せたインクルージョンは未勝利馬でしかも馬なりでの追い切りでしたが後れを取っている点はマイナスです。

負荷をかける意味では悪くない内容だったので最終追い切りの良化に期待したいところです。

その最終追い切りは美浦坂路で末一杯に追いました。

僚馬の左から追走し、この馬らしい淡々とした動きを見せていますが、末一杯に追われた割には終い時計12秒3と目立ちません。

ただ、ゴンバデカーブースは今回はじめて坂路で最終追い切りを行いました。

この結果がレース本番でどのような結果を残すか分かりません。

今回は2週続けて特に目立つ内容ではありませんでしたが、素質馬であることは間違いないため、NHKマイルを叩いたことで今後のレースの良化には期待できるかもしれません。

ジャンタルマンタル

ジャンタルマンタル 5月1日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  56.740.912.3馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  54.039.111.7強め

昨年の朝日杯FS(G1)を勝利し、前走皐月賞(G1)でも3着入りしたジャンタルマンタルは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、4F56秒7-上がり1F12秒3で軽めの調整を行っています。

前走皐月賞(G1)から中2週ということで、中間は坂路が7本、ウッドが1本、いずれもキャンターで現状維持に努めていました。

最終追い切りも引き続き坂路で軽めの調整です。

いつものように、頭は少し高くてややかかり気味な動きを見せています。また、道中不安定な場面も見られました。

しかし、四肢の使い方はよいですし地味ながらも踏み込み良も豊富です。

終いも1F12秒3で軽めの調整にしては脚を引き出すことができました。

もともとジャンタルマンタルは追い切り映えするタイプではありませんが、その中でこれまで数多くの重賞で結果を残していました。

他の馬なら評価を下げたいところですが、ジャンタルマンタルに関しては現状でも力は発揮できそうです。

シュトラウス

シュトラウス 5月1日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)⑦95.264.249.936.011.2馬なり
1週前美浦南W(稍重)⑦94.265.051.437.411.2馬なり
前走最終美浦南W(重) 69.653.438.011.2馬なり

昨年の東スポ杯2歳ステークス(G2)を勝利したシュトラウスは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

北村宏司騎手が騎乗(レース本番でも北村騎手の騎乗が濃厚)し、馬場の真ん中から馬なりで追って、7F95秒2-上がり1F11秒2の好時計を記録しています。

1週前も北村騎手を背に、美浦ウッドで馬なりを行いました。

この時は外ラチ沿いから追って7F94秒2-上がり1F11秒2の自己ベストを記録しています。

序盤から躍動感のある走りを見せていますし、馬体も引き締まっています。

馬なりながらも外ラチ沿いから追って自己ベスト、さらに終い1F11秒2と、時計面も素晴らしいですね。

最終追い切りもウッドで馬なりを行いましたが、推進力のある動きができていましたし、楽な手ごたえで終い1F11秒2、ここでも伸びを見せました。

母父ともにマイルG1を制している良血馬なので非凡な才能は持ち合わせているはずですが、今回の追い切りを見た限り、近走の中でも特によい内容です。

北村宏司騎手が2週続けて騎乗した点も好感が持てますし、陣営のこのレースに賭ける思いが見られました。

とてもよい内容です。

ダノンエアズロック ※取消

ダノンエアズロック 5月1日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(重)  54.539.612.7馬なり
1週前美浦南W(稍重) 65.850.735.611.1馬なり
前走最終美浦南W(良) 64.850.736.311.4馬なり

弥生賞ディープインパクト記念(G2)からの巻き返しを図りたいダノンマッキンリーは美浦の坂路でインクルージョン(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。

モレイラ騎手が騎乗(レース本番での騎乗は水曜の段階で未定)し、僚馬を追走する形で馬なり追いを行い、4F54秒5-上がり1F12秒7の自己ベストで併入しています。

1週前も美浦ウッドでインクルージョンともう1頭(名称不明)の馬と3頭併せを行いました。

この時は助手が騎乗して馬場の真ん中からインクルージョンを2馬身追走する形で馬なり追いを行い、5F65秒8-上がり1F11秒1で鋭く伸びています。

2頭の真ん中から追われていましたが、飛びのある走りを見せていましたし、前脚にも力強さが見られます。

直線では2頭の間からの追い切りで窮屈だったかもしれませんが、臆することなく終い1F11秒1の好時計を出しました。

併せ馬だったとはいえ、馬なりで終い2F11秒3-1F11秒1で長く脚を活かすことができたのは好感が持てます。

最終追い切りは坂路で馬なりでした。

時計自体はそこまで出ていませんが、楽なステップで淡々と動くことができています。

首の下あたりで白い泡が吹いていましたが、最終追い切りは午前9時前に行われているのも影響しているかもしれません。

1週前に時計を出しているので追えば動ける状態だと思いますし、2走前のアイビーステークスでは展開がかみ合ったとはいえのちのG1馬であるレガレイラにも先着しているので、出し切れれば高いパフォーマンスができそうです。

ダノンマッキンリー

ダノンマッキンリー 5月1日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重) 66.851.136.511.6馬なり
1週前栗東CW(稍重) 64.650.936.811.7一杯
前走最終栗東CW(不良) 66.950.536.111.4馬なり

ファルコンステークス(G3)の勝利では復活に期待できそうなダノンマッキンリーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

前走に引き続きコンビを組む北村友一騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追って、5F66秒8-上がり1F11秒6の時計でまとめました。

1週前も栗東ウッドで単走を怒っています。

この時も北村騎手が騎乗しましたが、脚色は一杯で思いっきり負荷をかけました。

馬場の外目から追って5F64秒6-上がり1F11秒7で駆け抜けています。

1週前は少し上体が高い感じもしますが、ピッチの利いた走りができています。

四肢の回転も速いですし、気持ちも乗っていました。

終始左手前だったのは気になるところですが、負荷をかける意味では悪くない追い切りです。

最終追い切りは馬なりで軽めの調整です。

1週前同様状態は高いですが、きびきびと動くことができていました。

ただ、ここでも終始左手前で手前替えができていません。

また、馬なりとはいえ終い2F11秒2-1F11秒6で減速ラップを刻んでいました。

前走で追込のスタイルを確立したものの、終いで伸びを欠いているのは気になるところです。

また、ダノンマッキンリーは1,400mが【3-0-0-0】に対してマイルは【0-0-0-2】です。

追い切りでは2週続けて減速ラップとなっていることから、マイルはこの馬にとって長いような気もします。

ハキハキとした動きは好感が持てるものの、出し切れる条件といわれると厳しいと思います。

チャンネルトンネル

チャンネルトンネル 5月1日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.639.812.9馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  53.538.512.9馬なり

アーリントンカップ(G3)で3着入線したチャンネルトンネルは栗東坂路で単走を行いました。

レース当日でも手綱を握る岩田望来騎手を背に、馬なりで4F54秒6-上がり1F12秒9の時計で登坂しています。

近走は中2週で間隔は短いものの、中間は坂路が7本、ウッドで2本の時計を記録し、軽めながらも状態維持に努めていました。

最終追い切りは坂路で軽く流す程度でしたが、脚の回転は速いですし、首の使い方もよく、リズムよく駆けあがっています。

終い2F12秒9-1F12秒9でそこまで目立っていませんが、もともと坂路で時計を出すタイプではない中で折り合い重視だったのでそこまで気にしなくても良いでしょう。

楽な手ごたえで駆け上がっていることから、前走と同等の仕上がりだと思います。

ディスペランツァ

ディスペランツァ 5月1日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  55.440.313.2馬なり
1週前栗東坂路(稍重)  56.441.512.8馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  57.842.013.0馬なり

前走のアーリントンカップ(G3)を勝利したディスペランツァ栗東坂路でロードアウォード(セ4、オープン)と併せ馬を行いました。

鮫島克駿騎手が騎乗(レース当日の騎手は水曜の時点で未定)し、僚馬を2~3馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F55秒4-上がり1F13秒2の時計で併入しています。

1週前の24日は坂路で単走、馬なりで追い、4F56秒4-上がり1F12秒8で軽めの稽古です。

外ラチ沿いから軽い調教を行いましたが、まっすぐ走ることができていますし、軽い脚取りの中でも伸びのある動きを見せていて追えばいつでも動けそうです。

映像はありませんでしたが、27日の土曜日には栗東坂路でエメヴィベール(牡5、3勝クラス)と併せています。

僚馬を3~4馬身後方から一杯に追って追走し、4F51秒7-上がり1F11秒9の時計で5馬身先着しました。

27日に負荷をかけたため最終追い切りも軽めでしたが1週前に負荷をかけたこともあって淡々とリズムよく動けています。

時計はでていないものの、後ろ脚の踏み込みもよかったですし、折り合い重視という意味では価値のある内容だったのではないでしょうか。

時計以上にいい仕上がりです。

ノーブルロジャー

ノーブルロジャー 5月1日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  55.140.413.1馬なり
1週前栗東坂路(稍重)  56.942.013.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.439.212.4馬なり

今年のシンザン記念(G3)を勝利したノーブルロジャーは栗東坂路でコンクイスタ(牡4、2勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む松山騎手を背に、馬なりで僚馬を2馬身追走し、4F55秒1-上がり1F13秒1の時計でクビ差先着しています。

1週前の24日も坂路でフォートポータル(セ3、未勝利)と併せました。

この時は助手騎乗の元、馬なりで僚馬を3馬身追走し、4F56秒9-上がり1F13秒2の時計を出しましたがクビ差遅れました。

1週前は馬なりということもあってそこまで力強さは感じられず、あくまでも淡々とした動きです。

時計も全く出していませんが、馬体は締まっているので状態面は悪くなさそうです。

映像はありませんが、27日には栗東坂路でコンクイスタと併せて一杯に追いました。

全体時計50秒8-上がり1F11秒9の自己ベストを記録しており、負荷をかけています。

27日に一杯に追ったため、最終追い切りは軽めの調整でした。

負荷をかけた影響もあってか、1週前よりかは四肢に気持ちが乗っています。

首の使い方も良いですし、リズムよく駆けることができました。

24日の坂路追いでは遅れを取りましたが、今回はクビ差先着できているように、勝負根性もにわかに感じられます。

時計は出していませんが、27日に自己ベストを出しているように、追えば動けそうな状態に仕上がっており、良化の気配がうかがえました。

ボンドガール

ボンドガール 5月1日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)85.568.752.937.611.2馬なり
1週前美浦南W(稍重)82.965.950.736.011.0G前仕掛け
前走最終美浦南W(良)86.269.353.538.111.2馬なり

前走のニュージーランドトロフィー(G2)で2着のボンドガールは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

嶋田騎手が騎乗(レースでは武豊騎手が騎乗)し、外ラチ沿いから馬なりで追われて6F85秒5-上がり1F11秒2の時計で軽くならしました。

1週前も嶋田騎手と美浦ウッドで単走を行っています。

このときはゴール前で仕掛けられて6F82秒9-上がり1F11秒0でした。

1週前の追い切り映像は直線のものしかありませんでしたが、ストライドの利いた走りで脚の回転も上げつつ、終い2F11秒6-1F11秒0の好時計で走破しています。

前走の追い切りと比較すると1戦使ったこともあって馬体も良化しており、良い状態でした。

1週前に強めに追ったため、最終追い切りは馬なりで軽めです。

馬なりにくわえて外ラチ沿いからの追い切りということもあり、全体時計は平凡です。

しかしながら、コーナーの時点で躍動感ある動きを見せていました。

極まれに頭が高い場面も見せていましたが、直線に入ってからはしっかり前を向いて追うことができています。

馬なりながらも終い1F11秒2の時計を出しているのも良いですね。

前走最終時は半年以上の間隔があったこともあって追い切りで頭が高い場面も見られました。

しかし、今回は中3週ということで素晴らしい動きを見せています。

1戦使って良化しているのは間違いありませんし、阪神JFや桜花賞(どちらもG1)に出走できていれば上位人気するはずだった馬です。

素質馬が初のG1の舞台でどのような走りを見せてくれるか楽しみです。

マスクオールウィン

マスクオールウィン 5月1日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)83.266.851.937.511.5馬なり
1週前美浦南W(稍重) 66.351.236.611.6強め
前走最終美浦南W(良)85.168.953.638.511.5馬なり

桜花賞(G1)で14着に敗れたマスクオールウィンは美浦のウッドチップコースでミトノオー(牡4、オープン)ともう1頭(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬より2~3馬身先行する形で追い切りを行い、6F83秒2-上がり1F11秒5の時計で1馬身先着しています。

1週前の24日には美浦ウッドで単走、強めに追い切りを行いました。

このときは馬場の外目から追って5F66秒3-上がり1F11秒6の時計を記録しています。

全体を通してアタマを低くしながらも淡々とした動きができています。

時計は一見目立たないように見えますが、馬場の外目を単走で追走したものもあるのでそこまで気にしなくてもよさそうです。

1週前に負荷をかけたため、最終追い切りはウッドで馬なり、軽めの調整でした。

2頭の間にはさまれての追い切りでしたが、大柄な馬体を活かした跳びのある動きができています。

直線でもアタマを低くしながら先着しているように、軽めの追い切りの中でも末脚を見せており、なかなかよい動きです。

ユキノロイヤル

ユキノロイヤル 5月1日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)84.868.252.437.612.1強め
1週前美浦坂路(稍重)  54.039.812.4一杯
前走最終美浦南W(良) 67.952.637.711.9G前仕掛け

前走のニュージーランドトロフィー(G2)で3着入りしたユキノロイヤルは美浦のウッドチップコースでシャインフォール(牡5、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに僚馬を3馬身追走し、6F84秒8-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。

1週前の24日にはレースで騎乗する石橋騎手を背に、美浦坂路で一杯に追って4F54秒0-上がり1F12秒4の自己ベストを記録しています。

これまで坂路では時計を一切出していませんでしたが、今回はキャリア初ともいえる本追いを行いました。

他馬と比較すると時計はそこまで目立ちませんが、小刻みに脚を使っておりこの馬らしい走りはできています。

前走から間隔を詰めていることもあって馬体も引き締まっており、状態は維持できていました。

1週前に一杯に追いましたが最終追い切りでも引き続き強めに追っています。

2頭併せの内側から、元気よく動くことができています。気持ちも乗っていますし手前替えもスムーズです。

ただし、最後の最後でシャインフォールに並ばれました。

また、前走最終時が5F67秒9-上がり1F11秒9に対し、今回は5F68秒2-上がり1F12秒1と、全体時計、終い時計ともに見劣っているのも気になります。

このことから、前走ニュージーランドトロフィーのほうがメイチであるように見えました。

元気はよかったですし、この馬なりにコンディションはよさそうなので追い切り自体は悪くありませんが、相手関係の強化やコース適性を考えると上位争いは簡単ではないでしょう。

ロジリオン

ロジリオン 5月1日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)84.167.351.637.011.4馬なり
1週前美浦南W(稍重)83.066.351.236.611.4馬なり
前走最終美浦南W(重)80.064.450.336.911.3馬なり

2走前のクロッカスステークス(L)を勝利したロジリオンは美浦のウッドチップコースでニシノライコウ(牡4、3勝クラス)と併せました。

レース当日も騎乗する戸崎騎手を背に乗せて、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身追走し、6F84秒1-上がり1F11秒4の時計で1馬身先着しています。

1週前の24日にも美浦ウッドでアオイコウキ(牡4、1勝クラス)ともう1頭(名称不明)と3頭併せを行いました。

このときは北村宏司騎手が手綱を握って馬場の外目から馬なりでアオイコウキより3~4馬身先行し、6F83秒0-上がり1F11秒4の時計で併入しています。

1週前追い切りは3頭併せの真ん中から追っていますが、馬体は締まっていますし、道中の動きも楽な手ごたえです。

舌を出しながら追い切りだったので本気で追っていませんが、それでも終い2F11秒9から1F11秒4の加速ラップを刻んでおり、差し馬らしい動きはできていました。

最終追い切りも引き続きウッドで馬なり、併せ馬を置いて調整しています。

今回は追走する形で追いましたが、ハミをしっかり噛みながら前に集中しています。

直線に入ってからも2F12秒0から1F11秒4でスムーズに加速することができていました。

前走最終時と比較すると全体時計は出せていませんが、推進力のある動きができていましたし、時計以上に動けているので追えば力を発揮できそうです。

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NHKマイルカップ2024追い切り評価ランキング

評価馬名
アスコリピチェーノ
シュトラウス
ボンドガール
アルセナール
ジャンタルマンタル
ダノンエアズロック ※取消
ディスペランツァ
ノーブルロジャー
マスクオールウィン
ロジリオン
アレンジャー
イフェイオン
チャンネルトンネル
ユキノロイヤル
ウォーターリヒト
エンヤラヴフェイス
キャプテンシー
ゴンバデカーブース
ダノンマッキンリー
 
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